「世界のお部屋」第1版の紹介文だよっ。

 

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お誕生日おめでとう

 
−キャスト−
エインデベル :  橘ひかり
   
フォルシーニア :  井上喜久子
クレアリデル :  沢海陽子
リアムローダ :  吉田古奈美
メルキュール :  根谷美智子
ミリネール :  菊池志穂
セフィネス :  倉田雅世
ラムリュア :  半場友恵

−場面設定−
「デジタルアンジュSS」 天使堕天使たち全員が英荘に来た後
 


 

フォル 「ベル?」
ベル 「はい?」
フォル 「うふふ……今日は8月12日。あなたのお誕生日でしょう?」
ベル 「わあ、フォル姉様。覚えていてくださったんですか?」
一同 「ベルちゃん!」
ベル 「それに、みんなも!」
一同 お誕生日おめでとう!
ベル 「ありがとうー。」
メル 「で、いくつになったの?」
ベル 「秘密ですっ!」
ミリ 「女の子に年齢と体重は聞いちゃだめよ。貴也じゃないんだから……」
フォル 「それ、私のこと……ですか?」
リア 「あの…、私たちは、体の年齢と、生活した年齢は違うから、
   あまり気にしなくても……」
クレア 「そうそう。堕天使たちとは違うんだからね。」
メル 「私たちも‘おんなじ’でしょう? そうやってすぐ邪険にするぅ。」
クレア 「はいはい。」
   
リア 「でも……」
ベル 「ん? なあに? リア。」
リア 「私たち双子なのに、誕生日が違うのよね……不思議……」
ラム 『ああ、それね。』
ベル 「何か知っているの? ラム。」
ラム 『ん−−…。そういうことは、深く考えなくてもいいと思うよっ。』
ベル 「そうなの?」
ラム 『‘そう’だよっ。』
セフィ 「でも、天使さんたちは、時を刻まないことだって、できるんですよね?」
天使達 「え?」
メル 「そうよね、ベルちゃんが‘時’を管理しているんだから。」
クレア 「たしかに、‘そう’よね。」
ミリ 「刻んでるの?刻んでないの?」
ベル 「うふふ、そ・れ・は…」
ミリ 「それは?」
ベル 「‘時’と‘場合’によりますっ。」
ミリ 「何それ?」
ベル 「‘時’を刻み続けたい……そう思えるのは、
   私たちの見つけた貴也さんが、素因である‘場合’だけだもの。」
リア 「‘そう’よね、きっと。」
   
ベル 「うふふ。とにかく、みなさんありがとう。」
フォル 「さあ、エインデベル?
   ここを訪れてくれたみなさんも、あなたを祝ってくださっていますよ。
   みなさんにもお礼をして差し上げてね。」
ベル 「はい、フォル姉様。」

 


 

みなさん、ありがとう。

それでは、お礼に
あなたのお誕生日もお祝いしてあげますね。

「デジタルアンジュSS」のゲームで、
私がアンケートをしたとき、
あなたの誕生日……‘登録’されましたよね?

うふふ…
お誕生日の時、私たちに会いに来てくださいね?
きっと私たちが、あなたを祝福して差し上げますから。

 


 
−出典−
「デジタルアンジュSS」 誕生日イベント
ただし、ベルの誕生日は「電脳天使PC&PCE」より

 

 

できてません

クレア 「で、お部屋の中身は?」
ベル 「んぅ……まだ、できてません……」
クレア 「…誕生日、‘お預け’にするわよ?」
ベル 「ああん、そんなぁ……」

 

 

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