くすくす――…
どうなさったのですか? こんなところにいらっしゃって。
ここは、私たち 「御使」 のお部屋ですよ?
偶然でしょうか… それとも、星々のお導きかしら――…
もし、よろしかったら、少しだけ
私たちと一緒にお過ごしになりませんか?
そして、私たちの言葉に、耳を傾けてくださいますでしょうか。
私たちは、‘天よりの使い’。
主よりお役目を授かり、あなたたちを守るために使わされたもの。
そう……私たち御使は、いつだって祈っております。
「あなたもとに、幸運の中でもっとも幸運なものが訪れますように――…」