「初夢セレナーデ」 後書き


○始めに
この作品は、自作「年の終わりに/年の初めに」の続きとして岡村啓太さんに頂いた「餅つきラプソディ」の
さらに続きとして書かせて頂いたお話です。
「年の〜」を読まなくても話は分かりますが、「餅つき〜」を読んでからのほうが小ネタを楽しんでいただける
と思います。

以前「年の〜」の後書きで「誰か続きを書いてくれたら嬉しいんですけど。」なんて書いたのですが、まさか
ホントに書いて下さる方がいるとは思ってなかったので見せていただいたときは感激してしまいました。
それでそのお返しというか、ポロポロと小ネタが湧いてきましたのでこのような続きを書かせて頂きました。

実はこのお話は岡村さんの「餅つきラプソディ」に餅を丸めるくだりが加筆される前に書かせていただいたの
ですが、下書きを送ったところ岡村さんから「すごいことになってますよ」とお返事を頂きました。
で、加筆修正版を頂いて読んでみたところ・・・・・・


大笑いしてしまいました。


「餅つきラプソディ」の餅を丸めるくだりと、「初夢セレナーデ」でセフィがミリに馨のことを話すくだりをあわせて
見ていただくと意味が分かってもらえると思います。
元々「初夢〜」でのセフィの台詞はそのままの意味だったのですが、「餅つき〜」のほうの加筆ですごい裏の
ある台詞になりました。

しかも、「餅つき〜」で加筆されたくだりは私が「フォルとセフィの出番をもう少し・・・」とリクエストして書いて
頂いた部分だったりするので、ある意味この結果は私のせいと言えるかもしれません。

岡村さんと「どうしましょうか」と相談したのですが、「こういう事があるのも面白い」ということでそのままにする
ことにしました。


タイトルは岡村さんの「餅つきラプソディ」に合わせる形で、「夢」=「夜」=「小夜曲」でセレナーデとなりました。
夢見の悪そうな人の多い英荘の面々ですが、シリアスにならないように明るめになるようにしたつもりです。
「Spiral Seam Story」が煮詰まってる反動で多少崩れすぎた感もありますが・・・・・・

色々と経緯があって出来上がった作品ですが、楽しんでいただければ幸いです。


最後に、岡村啓太さん、拙作の続きを書いて頂き本当にありがとうございました。
 

 

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